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4月例会

17時過ぎから、ぱらぱらと人が集まってくる。

もう18年も続けている、「研究集団ことのは」の月例会である。

今日は毎年恒例の学級開き、授業開きの資料。友利くんのプリントの作り方のまずさばかりが議論になる。それ以外は「へえ~」で終わり。

思えば、「研究集団ことのは」に入会した人はみな、まず、プリントの作り方のまずさを徹底して批判される。書かれている内容のレベル訳がなされていない、異なったレベルの指示が並列になっている、漢数字で書くべきものが算用数字で書かれている、ナンバリングに規則性がない、字間と行間のバランスが悪い、といった指摘である。

「ことのは」には中学校の国語教師しか入会してこない。つまり、国語教師にしてこのレベルである。他教科の先生方のほとんどはこういったことに配慮がなされておらず、非常に見づらいプリントをつくっている。罫線や文字の飾りで、見ていてうるさいプリントをつくって悦に入っている。

生徒の中にさえそのアンバランスに気づく者がいるはずなのだが、そんなことには思いも及ばない。

ぼくは自信をもっていえる。プリント一枚見れば、その人の実力はすぐにわかる。少なくとも、何をどの程度まで想定し、配慮しながら教育活動をおこなっているか、それはプリント一枚で手に取るようにわかる。

そんなこと考えたこともない、という考えたことのなさまでわかる。

そういう人は、授業でも生徒指導でも、「そんなこと考えたこともない」という世界観でやっているはずだ。このプリントはなぜこういう項目立てなのか、なぜナンバリングはこういうレベル分けなのか、なぜ「1、2、3…」のあとに「(1)、(2)、(3)…」で、その後が「①、②、③…」なのか、それを考えたこともない人は、「なぜここでこういう指示を出すべきなのか」「なぜ事情聴取でここをこういうふうに詰めなければならないのか」なんてことも考えたことのない人である。

「なぜ」という問いを持つ人と持たない人との違いがこんな小さなところにも出る。

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