驚いた。
驚いた。
3年生。「おくのほそ道」の一斉音読。
月日は百代の過客にして…、サンハイ!
月日は百代の過客にして!
行きかふ年もまた旅人なり…、
行きかふ年もまた旅人なり!
19年の教師生活において、3年生の4月に、なんの指導もすることなく、こんなにも張りのある大きな声を出す生徒たちを見たことがない。
1年生ならわからないでもない。
いや、私が受け持ったどの1年生よりも、今日の3年生の方が声が出ている。声が喉からではなく、腹から出ているのである。
なぜだ……。
厚別・向陵・上篠路と経験してきたが、こんな生徒たちを見たことがない。
今日の最初の授業は3年7組。まずこのクラスの声に驚かされた。このクラスが特別なのかと思って、次の2組へ。2組の声は更に大きい。次に8組へ。2・7組よりはちょっとだけ落ちるが、これまで持った1年生以上であることは確かだ。
考えられる理由は、「部活動が盛んであること」以外にない。
「腹から声を出すこと」が無意識レベルにまで溶けているのである。おそらく理由はこれである。
いやあ、驚いた。
| 固定リンク
« 指圧 | トップページ | 副担任と効率主義 »
「今日のひとこと」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント