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副担任と効率主義

初めての副担任は、いろいろと学ぶことが多い。

まず第一に、放課後の委員会が面倒なことではなく、楽しみになっている。生徒と接しながら、試行錯誤する場がここしかないのだから、当然と言えば当然である。

第二に、授業が楽しくなった。内容も充実している。特別練って授業をつくっているわけでもないが、無駄のない、一人一人を見る指導ができている。心の余裕の賜物か。

第三に、他人の学級経営を見比べながら分析できる点である。最初は「俺だったらこんなことはしないな」とか、「俺だったらこうするな」とか、否定的なことばかり考えていたのだが、これまた心の余裕の賜物か、「なぜ、この担任はこの手立てをとるのか」「他の手法をとっているあっちの担任とは裏にどのような思想の違いがあるのか」「この手法をとるこの担任にはどのような歴史的経緯があるのか」「この手法のプラス面とマイナス面はかくかくしかじかである。マイナス面を最小限にするために、自分に何ができるか」といったことを考えるようになってきている。

それでも時間が余っている。

効率主義者のぼくは、効率第一主義である故に、時間をもてあましている。どうも副担任という仕事と効率主義とは相性が悪いようだ。

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