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つながった

今日、大澤真幸の「現実への逃避」と宇野常寛の「決断主義のゼロ年代」がぼくの中でつながった。「バトルロワイヤル」も「デス・ノート」も「リアル鬼ごっこ」も、すべて「現実への逃避」の兆候だったのだ。

「引きこもり」や「心理主義化社会」に代表される90年代な心理学的なものから、「友だち地獄」や「データベース社会」に代表される2000年前後の社会学的なものへと移行してきたぼくの思考。でもそれはあくまで過去のものだった。それがわかっていながらもしがみついていた。でも、いよいよ、近未来の教育像がおぼろげながら見えてきそうだ。

もう少し熟成させる必要があるけれど、あと数歩である。そんな予感がする。あと数歩で霧が晴れる。視界が開ける。もう一つだ。もう一つだけきっかけがあれば一気に跳べる。彼岸にわたれる。

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