死刑執行4人
死刑が政治的意図と密接にからむようになっている。今回は確定から2年で一人、2年半で二人が処刑された。宅間守の死刑が確定から約1年で執行されて以来、確定から執行まで8年前後というそれまでの慣習は崩れた。これが裁判員制度や厳罰化による抑止力と無関係とはとても思えない。
酒鬼薔薇聖斗事件の渦中で少年死刑囚永山則夫の刑が執行され、秋葉原通り魔事件の9日後に宮崎勤の刑が執行された。ここに政治的な意図がないともとうてい思えない。
死刑制度がある以上、それに表だって反対はしないが、いかに合法とはいえ「あくまでも合法的な殺人」である以上、国民の一人として、せめてそこに政治の匂いを感じたくない。
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